備蓄品備忘録 その3

いつもブログをごらんいただき、ありがとうございます。前回に引き続き、地震前に買い置きしていた物品について紹介したいと思います。1.飲料関係・水 2Lペットボトル6本入り×3箱 12Lのウォーターサーバー用ボトルが7本、500mlペットボトル48本・長期保存の牛乳1L×12本・   〃  豆乳1L×12本・小岩井の野菜ジュース 850mL×24本  これは貴重な野菜源となりました・インスタントの味噌汁 10食・コーンスープ・コンソメスープ・オ...
いつもブログをごらんいただき、ありがとうございます。
前回に引き続き、地震前に買い置きしていた物品について紹介したいと思います。

1.飲料関係
・水 2Lペットボトル6本入り×3箱 12Lのウォーターサーバー用ボトルが7本、500mlペットボトル48本
・長期保存の牛乳1L×12本
・   〃  豆乳1L×12本
・小岩井の野菜ジュース 850mL×24本  これは貴重な野菜源となりました
・インスタントの味噌汁 10食
・コーンスープ・コンソメスープ・オニオンスープ 各30食
・電気ポット これはガスが止まっていたのでまさに命綱の一つでした 
4L×2本 2L×1本
・お茶・ドリップコーヒー 200杯分
・紅茶ティーパック 400杯分
・ココア・ミルクティーの粉、他  各2缶
・ポカリスエットの粉 10袋 
・醤油・味噌・コンソメ、その他調味料  各5本前後

飲み水と限定しがちですが、実際に水だけを飲むことは少なかった気がします。出掛ける時に必ずバッグに入れましたが、自宅にいる時は口にしませんでした。寒い時期でしたので、子供たちもとにかく温かいものをよく飲んでいました。これもたまたまなんですが、キャンプに行く際にいつも缶入りの飲み物の粉など大量に持っていくので、それの延長線で手持ちがありました。スープ類や珈琲・紅茶・味噌汁、本当に心までホッとしたのを覚えています。長期保存の牛乳や豆乳・野菜ジュースは自宅まで箱で届けてもらうのでいつも買置きしていたもので、とても助かりました。全く手に入らないものばかりで子供たちの必需品ですからね。

2.その他の災害用品
・懐中電灯 キャンプ用に大小10個 
・ランタンとキャンドル ランタン3個、中に置く丸いキャンドル100個  これもキャンプ備品
・乾電池  単3×40個 (ゲーム機用に大量買いしてた)
・携帯ラジオ  FMも入るものが音も聞きやすい
・ろうそく・マッチ・ライター  これもキャンプ備品
・CDラジカセ  
・使い捨てカイロ 50個入り×5箱
・ティッシュペーパー  5個入り×10パック
・使い捨てマスク  50枚入り×6箱  もう少し欲しいかもしれません
・生理用品  10パック
・紙おむつ・粉ミルク 無いと本当に大変です!絶対買えませんから!
・アルコール消毒液  プッシュ式3本と詰め替え5L
・軍手・ゴム手袋・
・スニーカー・マリンブーツなどの底の厚い長靴 (どこもかしこも危険です。厚い底ではきやすいものを)
・布ガムテープ (貼るのは当然、段ボールの家の組立や、傷口の止血・カバーも出来文字も書ける万能選手)
・マジックペンなど書くものとメモ紙 (伝言や覚書用。布ガムテープや救急用の絆創膏に書いても可)
・レジャーシート・使い捨てレインコート・エアー枕・ナイフ・カッター等

001.jpg 

↑ イケアで一つ499円で買ってキャンプで重宝してました。(※現在は599円です)
まさか震災であんなにも活躍するとは思ってもみませんでした。
買っておいて良かった~
下記の写真のろうそくをセットして使います
002.png
↑ 同様にイケアで100個399円で買ったろうそく。 お皿などの上でも使えます。(※現在は499円です)

携帯ラジオはずっと聞いていると音も悪くイライラしてきます。CDラジカセですと広い場所でみんなで聞けますし音質も良く、また疲れた時にCDを聞く事も出来て、電池と場所が許せばCDラジカセを2台目にお勧めします。
懐中電灯は夜間のトイレや真っ暗な外の移動の必需品。乾電池は無いと悲惨です。携帯の充電が出来ません。ラジオも聴けません。音があるだけで安心できます。ろうそくは倒れたり風で消える事もあるのでランタンと中に置く丸いキャンドルがあると重宝します。どちらもイケアで安く大量買いしていて助かりました。
ティッシュペーパーは大量に使います。寒い時期でみんな鼻水垂らしまくりでしたし、水が出るまでは洗う代わりに拭く事も多く、用途に合わせトイレットペーパーとウェットティッシュと使い分けして重宝しました。マスクも片付けや外出時に色々なものを防いでくれたり、また防寒用にもなります。お化粧出来ない女性の顔隠しにも使えますね。絶対買えなくて、手持ちがないと困るのが生理用品と紙おむつと使い捨てカイロです。
買い出しの時に毎朝5時前からぐるぐるに着込んで開店の10時までじっと並びました。本当に骨まで凍えて寒さで気を失いそうになりながら、唯一使い捨てカイロから暖を取って耐えました。当初は一人3個限定。それが5個になり、10個になり、少しずつ買える数が増えて行って1ヶ月後位にやっと個数限定なしとなったような気がします。朝の水汲みを終えて子供達が交代に来てくれて、つかの間朝日の当たる場所で固まった体をほぐして、また並んでと、今思えば夢のようです。ほんの2年前なんですよね。何でか涙が出ます。
何も言わなくても、姉と私の行動を見て、子供たちで集まって色々と話をしたようで、たくさん手伝ってくれて、自主性とか奉仕の精神とか、なかなか口で伝えられない大切なものを自分たちで育みしっかりと根付かせてくれたようです。そういう意味において、災害も良い面とそうではない面があると私は思います。

3.これだけは普段から準備していたい
自分にとって必要な物、無ければ困るものを優先して一つの袋等に入れておいて下さい。メガネやコンタクトレンズ、持病の薬に入歯や補聴器。これらはある程度流通が戻ってもなかなか調達が難しいですし、何より自分が日々困ります。これらは避難所でも手に入りません。
それから、携帯は命綱に近いものがあります。最初は安否確認、少し経つとツイッター等で色々な情報収集に必須です。3.11の時、○○スタンドで何時からガソリンや灯油販売する とか△△店でおにぎり販売があるとか、××は片側通行出来るようになったなど、電気が復旧するまでの間の貴重な情報窓口になりました。使う為の充電器・電池と電池式充電器は必須です。
*筆者注
3.11の際、津波から避難して建物の屋上で孤立状態になった方が、海外留学中の息子さんに現在の状況をメールで送り、それを受け取った息子さんがツイッターでその旨を発信し、それをリツイートされた方々からの連絡で救助されたという実例がありました。日頃から携帯の充電をこころがけておきましょう。

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阿蘇山について

いつもブログをごらんいただき、ありがとうございます。10月8日午前1時46分頃、熊本県・阿蘇山の中岳(標高1506m)の第1火口で爆発的噴火が発生しました。噴煙は高さ約1万1000mまで上がり、熊本・大分・愛媛・香川の4県で降灰が確認されました。阿蘇山は2014年夏頃から火山活動が活発化していましたが、爆発的噴火は1980年1月26日以来の36年ぶりでした。昨年9月に火砕流を伴う噴火が発生し、噴火警戒レベルが3(入山規制)に引き上げら...
いつもブログをごらんいただき、ありがとうございます。
10月8日午前1時46分頃、熊本県・阿蘇山の中岳(標高1506m)の第1火口で爆発的噴火が発生しました。噴煙は高さ約1万1000mまで上がり、熊本・大分・愛媛・香川の4県で降灰が確認されました。阿蘇山は2014年夏頃から火山活動が活発化していましたが、爆発的噴火は1980年1月26日以来の36年ぶりでした。
昨年9月に火砕流を伴う噴火が発生し、噴火警戒レベルが3(入山規制)に引き上げられ、同年2月にレベル2(火口周辺規制)に戻っていました。しかし今後も同じ規模の噴火が起こる可能性があり、気象庁は噴火警戒レベル2からレベル3に引き上げ、火口から約2キロは立ち入り制限区域になりました。
「備蓄品備忘録」の連載中ですが、緊急で阿蘇山について取り上げたいと思います。

1.阿蘇山とは
阿蘇山は、東西18キロ、南北25キロにわたる世界最大級の巨大カルデラ内に主峰の高岳など十数座の中央火口丘群がほぼ東西方向に並んでいます。高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳、根子岳を阿蘇五岳といい、この中央火口丘群のことを阿蘇山と呼んでいます。
カルデラは約27万年前~9万年前までに4回の大規模な火砕流の噴出で形成され、この4回目の噴火による火砕流の堆積物が海を隔てた島原、天草や山口県でも確認されました。北海道にはこの頃に九州で噴き上げられた火山灰が、10cmの厚さになって残っている場所があります。
有史以降、噴火を繰り返しているのは中岳(標高1506m)になります。成層火山である中岳には、南北に連なる長径1100mの複合火口があり、近年はその北端の第1火口のみが活動しています。活動していない時の中岳では、噴火が沈静化すると「湯だまり」と呼ばれる火口湖が形成されます。そして火口湖が消失して噴火孔の赤熱現象が起きると、次の噴火が発生するというサイクルが繰り返されています。そのため、噴火の兆候を事前にとらえやすい火山とされています。

2.火山がもたらす事象
(1) 噴石
火山が爆発的に噴火すると、火口やその周辺から様々な大きさの噴出物が出ます。気象庁はそれらを総称して「噴石」と呼び、大きさが65mm以上の物を「大きな噴石」と呼称しています。
大きな噴石は噴火により火口やその周辺から上空へ上がり、放物線を描いて2~4キロ程度の範囲に落下します。落下速度は噴火の規模による上昇高度によって決まりますが、噴石のサイズが大きくなれば被害も大きくなります。今回の阿蘇山の噴火でも広範囲に噴石が飛散して、現在休止中のロープウェイ火口西駅の屋根に複数の穴が開きました。
2014年の御嶽山の噴火では、半身大や巨大な噴石が落下したという目撃証言もあり、山頂にある社務所の屋根を貫きました。こうした噴石に当たれば命の危機もあり、もし噴石の落下範囲にいた場合はとにかく噴石を避ける行動をとりましょう。
早川由紀夫の火山ブログ 火山れきと火山弾
http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-category-8.html

(2) 火砕流
火砕流は、噴火により発生した高温の火山灰や岩塊、空気や水蒸気などが一体となって急速に山体を流下する現象で、平成3年に発生した雲仙・普賢岳の噴火で、マスコミや防災関係者43名が巻き込まれ、その映像が記録されたことで広く世間に認知されました。
火砕流の周辺では高温のガスが爆風(火砕サージ)となって吹きつけ、斜面を上ったり横に広がるなどして、火砕流本体より広範囲に広がり被害をもたらします。雲仙・普賢岳の火砕流による被害も、火砕サージによるものだったと言われています。
大規模な火砕流が発生すれば、その通過域を焼失、埋没させます。イタリアの都市ポンペイが一夜にして喪失したのも、ベスビオ火山から発生した火砕流に襲われたためということが近年の発掘調査で判明しました。
火砕流の流下速度は時速数十キロから百数十キロ、温度は数百度にも達し、破壊力が大きく極めて恐ろしい火山現象です。そのため突然の火砕流から身を守ることは不可能で、事前の避難が必要になります。
防災科学技術研究所 防災基礎講座:火砕流
http://dil.bosai.go.jp/workshop/02kouza_jirei/s18kasairyu/kasairyu.htm

(3) 溶岩流
噴火というと、火口から溶岩が噴出し、山肌を流れて行く溶岩流の光景がまずイメージされると思います。溶岩は、地下から上昇したマグマが地表に溢れ出て溶融状態にあるものと、溶融物が冷えて固まったものを示します。このマグマが火口から噴出して、高温の液体状態のまま山体を流れ下ると溶岩流と呼ばれます。
溶岩流は摂氏800~1200度の高温で、溶岩流の通過域にある建造物、道路、農耕地、森林、集落を消失、埋没させ、その経済的ダメージは非常に大きくなります。
また溶岩流は山頂だけではなく、山体の地質が脆い線に沿って出来た数珠つなぎの火口や、一連の「割れ目噴火」からも噴出します。日本では伊豆大島や三宅島などで割れ目噴火が発生し、溶岩流が流下しました。
溶岩流が通過した地域を復興するには多大な困難が生じますが、溶岩流の流下速度は比較的遅く(ただし地形や溶岩の温度・組成にもよる)、流下する方向も予測しやすいものです。そのため溶岩流が流下し始めても、基本的に人の足による避難が可能で、人的な被害は抑えられやすいものです。海外では流下する溶岩流に多量の放水を行い、被害を限定した事例もあります。1997年に公開された映画「ボルケーノ」でも、ロサンゼルスの都市の真中で噴火が始まり、流れて来る溶岩流を大量の放水で流れを止める場面がありました。
浅間山の「鬼押し出し」や富士山の「青木ヶ原樹海」は過去に溶岩流が発生した痕跡で、現在は観光地になっています。またハワイのキラウエア火山から流れ出る溶岩流も、すぐ近くで見ることが出来ます。
ハワイ・キラウエア火山の溶岩流
https://www.youtube.com/watch?v=TOluYmqJDhE

(4) 火山ガス
火山の噴火による被害で最も長期的な影響を及ぼすのが火山ガスです。人体に多大な悪影響を及ぼすため、ガスが低濃度になるまで近づくことは不可能で、過去には50年以上も立ち入ることが出来なかった事例もありました。
火山ガスの主成分は水蒸気が95~99.5%を占め、この他に二酸化硫黄、硫化水素、塩素、フッ素、水素、二酸化炭素、一酸化炭素などを含みます。活動している火山地域は日常的に噴気と呼ばれる火山ガスを排出しています。箱根の大涌谷など「硫黄臭」があるガスは危険を察知しやすいですが、二酸化炭素などの無色無臭の気体は気付くのが困難で、登山中の死亡事故も発生しています。
平成12年(2000年)から活動を始めた三宅島では、多量の火山ガスが放出され、それが集落などの居城地域に流下し続けました。そのため三宅島の住民は噴火が一段落しても、4年半におよぶ長期の避難生活を強いられました。
気象庁 火山ガス
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/rovdm/Miyakejima_rovdm/miyakejima_gas.html

(5) 火山灰
火山灰は粒子径が2mm以下の火山噴出物のことです。「灰」とあるので誤解しやすいですが、実際にはガラス片や鉱物結晶片になり、人体に悪影響を及ぼします。目に入ると角膜剥離や結膜炎を引き起こすので、特にコンタクトレンズを使用している方は注意が必要です。また呼吸で吸い込むことにより、鼻や喉の炎症を起こしたり、ぜんそくや気管支炎を引き起こす可能性もあります。
大量の火山灰が空中に拡散すると、空の交通に影響が及びます。平成22年(2010)4月のアイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル山の噴火では、欧州各国の航空便の飛行が不可能になった出来事は記憶に新しいと思います。
また大量の降灰は農作物に被害を与えるだけではなく、社会インフラに大きな打撃を与えます。降り積もった火山灰の厚さが僅か1mmでも、車や鉄道が運行中止になる可能性があります。また火山灰は精密機器に入り込み故障を引き起こすと考えられ、様々な情報システムにより制御されている現代社会は大混乱を招き、その復旧までには膨大な時間がかかってしまいます。
雨が降ると火山灰はセメントのように固まり、かつ重量が増すため、10cmほどの降灰でも家屋の崩壊を招いてしまいます。濡れた火山灰が付着した送電線は漏電を起こし、停電や火災の発生につながりかねません。
そしてカルデラ噴火などの巨大噴火が発生すると、火山灰が分散して微細な粒子(エアロゾル)となって長期間滞空し、日照を阻害して「火山の冬」を招き、地球規模での冷害が発生する恐れもあります。
国際火山災害健康リスク評価ネットワーク 火山灰の健康影響
http://www.geocities.jp/ychojp/ivhhn/guidelines/health/ash_health_japanese.html#Respiratory effects


今回噴火した阿蘇山は、過去にもカルデラ噴火を起こしている火山で、将来的にもその可能性を指摘されています。現在は噴火活動が安定しているようですが、火山は突然噴火する場合があります。草千里など近郊の観光地へ行かれる場合は、事前に情報を確認するなどの準備をしっかりとして、楽しんできていただければと思います。
なおカルデラ噴火については、別記事で改めて紹介いたします。

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備蓄品備忘録 その2

いつもブログをごらんいただき、ありがとうございます。今回は地震前に買い置きしていた物品について紹介したいと思います。 1.トイレ関係・トイレットペーパー  12個入り×20袋以上・災害用 使い捨てトイレ 50回分×2セット・段ボール 出来れば飲み物などが入っていた細長い高さのあるものが良い 他にも数枚・大きめのビニール袋、小さめのポリ袋、コンビニ等のビニール袋 各セット5~10袋・新聞紙 1ヶ月分位・バケツ...

いつもブログをごらんいただき、ありがとうございます。

今回は地震前に買い置きしていた物品について紹介したいと思います。

 

1.トイレ関係

・トイレットペーパー  12個入り×20袋以上

・災害用 使い捨てトイレ 50回分×2セット

・段ボール 出来れば飲み物などが入っていた細長い高さのあるものが良い 他にも数枚

・大きめのビニール袋、小さめのポリ袋、コンビニ等のビニール袋 各セット510

・新聞紙 1ヶ月分位

・バケツとひしゃく  無ければ取っ手のついたカップやボールなどでもOK

・消毒用スプレー・おしりふきやウエットティッシュ、使い捨てゴム手袋

 

   エコクイック  ← 3本セットで2,520円 これに詰め替え用5リットルを常備してます

サトウキビ100%植物由来の100%植物、口に入っても食品についても大丈夫なものです。ふき取りや消毒に掃除と普段から使って重宝してます。

また、排水溝にシュッとしているだけでヌメリも防げて衛生的です。

 

トイレは水が止まっている状態。もしお風呂の残り湯や余分な水があればだいぶ違います。

トイレ内に、中にビニール袋をセットした段ボール箱を置き、使用後のトイレットペーパーは全てそこに捨てます。水の節約の為、小の場合は何回か分を溜めて、ある程度でバケツの水を便槽の中に12杯入れて流したつもりとする。大の場合、水が残り湯など豊富な場合は思い切りいつも通り流しても良い。水が少ない場合はビニール袋と新聞紙を床に置いてそこに出し、拭いた紙も一緒にしっかりと包んで密封し、専用のゴミ袋を用意してベランダなどの室外に保管する。この方法を使ったので、買置きの使い捨てトイレは使いませんでした。

ただしマンションの場合、配管の調査が終わるまで排水禁止などと言われる場合があるので、臨機応変に対応して下さい。また避難所などを使う場合も、このダンボールにペーパーを捨てる方法を使うと、トイレが汚物でてんこ盛りになって使えなくなるのを防げます。実際自分が姉のマンションの集会所に行った時は、既に軽くてんこ盛り状態だったのをゴム手袋をして取り除き、「ペーパーは段ボールへ!」と張り紙をして、その後は無事に使い続けることが出来ました。水は近所で井戸をお持ちの方が解放して下さり、交代で汲みました。川から汲んで来たご家庭もあったとも聞きました。

マンションに限った情報ですが、震災後断水しても、屋上の貯水槽には水があります。停電していても引力で水は落ちてきます。揺れが治まったらお風呂の蛇口をひねってみて下さい。うまくいけば水が確保出来ます。ただし、配管の破損などで水漏れが起きる可能性があるので覚悟の上でやってみて下さい。

*筆者注

 中南米などの国々では水の流れが弱いため、日頃からペーパーはトイレには流しません。個室の中にゴミ箱が置いてあり、そこに捨てるようになっています。3.11の際、筆者の家も当日の夜から断水したので、その方式に切り替えました。筆者は何度も中南米ヘ行っていたので、全く抵抗感はありませんでした。

 

2.食事をするための物

・紙コップ・紙皿・紙ボウル あればあっただけ便利。コップは500個、皿とボウルは大小合わせて300

・割りばし これも同上 300

・ラップ  50Mラップ 20

・アルミホイル 25M巻き10

・ビニール袋 大小各5パック

・ゴミ袋 各サイズ5パック

・ウエットティッシュ 200枚入り5パック×2セット

紙コップ類は、毎年キャンプに行くので、常に備蓄していました。他のものも車で買い出しに行った時に安く大量買いしていました。腐るものではないので置き場所さえあれば、いくらあっても多いことは無いです。100円ショップに大量にあります。ラップは紙皿などに敷いて使えば複数回使えます。ホイルも同様ですし、料理の際にも使えます。

とにかく、ゴミ収集の再開までは大量のゴミの保管があり、いかにゴミを出さないか、いかに臭いを出さないか等々気苦労もあります。ゴミ収集再開は半月後位だった気がします。

 

3.食料品

・米 とても大事です。震災時は手持ち20キロ

・レトルト食品 カレー・シチュー・丼物・他  50個位

・パスタ・各ソース 1キロパスタ×5袋 各ソース20

・粉もの お好み焼きの素、ホットケーキミックス、チヂミの素、たこ焼きの素、ナンの素、他 各35

・缶詰 各種魚30個、ウィンナー5個、肉系5個、フルーツ系色々20個、スープ類20個、ツナ缶20個、他

・カップラーメン 数個、袋入り麺10食、カップスープ10

・乾燥海苔、瓶詰つくだ煮 適宜

・冷凍庫に 500g入りウィンナー10袋、ナゲット2袋、レトルトハンバーグ10個、冷凍ピザ・ナン数枚

・プロテイン たまたま子供が飲んでいたので、3キロ袋×3

・ソイジョイ(大豆バー) 20

・カロリーメイト 5

・チョコ 個別包装の30枚入り位のもの数種  6

・井村屋の保存缶  5年間保存出来るようかん×6

・スナック菓子  色々10

・クラッカー 数種類×10

・各種ジャム・ピーナッツクリーム

・ナッツ ミックス・くるみ・アーモンド・かぼちゃの種・ドライフルーツ等1キロ袋で各2袋程度

・ガム 150gボトル×5個 歯磨き代わりになってとても重宝しました

・野菜類 じゃがいも5キロ、・大根3本、・キャベツ3玉、玉ネギ3キロ、他少々

・スープカレーとボイル北海道産野菜

カレーコレ、ネットでお取り寄せして子供達にもバカうけした絶品です。北海道のボイルした野菜もついているので使えると思い備蓄品に加えました。冷凍便で届くので保存がききます。このセットを3セット買うと5,000円で送料も無料で、普段の食事にも使えて重宝です
 

 

食料品は、いわゆる災害用長期保存用品は全く要りませんでした。仕事をしているので普段から買い物はまとめて元々大目に買い込む習慣があり、それでOKでした。普段食べるものなので、先入れ先出しを心掛け、期限の切れる前に回転させているので、比較的食べられる期間も長く問題ありません。災害用品として売っているものは高いし、また食べつけないし、期間が長いからと放置して気付けば期限が切れていたり、意外と無駄になると思います。それとこれはお子さんがいる家庭は特になんですが、お菓子、これ大事です。全く手に入らなくなります。チョコは大人も子供も必須ですね。また、ナッツ類は貴重なビタミン補給になりますし、口寂しい時にもなかなか良かったです。ガムは水が止まっている間の歯磨き代わりにもなりました。缶詰やレトルト類は色んな種類が増えました。こんなのがあるんだ!と驚くばかりです。

ガスが1ヶ月近く止まり、毎日ホットプレートで料理しました。粉モノが大活躍してくれて、それと冷凍庫のウィンナー、これには助けられました。缶詰の魚類も貴重なタンパク源になり、果物の缶詰は本当にとても幸せな気分になれました。子供たちがホットプレートの創作料理に目覚め、毎回様々なチャレンジをしてみんなで写メしまくり、とても楽しい食事時間も過ごせました。ラーメンもホットプレートで作りましたよ。

どうしても不足するのが野菜。特に青物です。これだけは致命的でした。数ヶ月後に店頭に並び始めても放射能汚染が怖くて買えませんでした。手持ちの野菜を大切に少しずつ使いましたが、この点だけは、冷凍の野菜や最近見かけるドライチップの野菜を備蓄リストに加えるべきかもしれません。

 

次回に続く。


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備蓄品備忘録 その1

いつもブログをごらんいただき、ありがとうございます。今回は、仙台在住のある方が東日本大震災3.11の数ヶ月前から、何故だか分からないけれども備蓄を始め、そして地震に遭遇、その後の避難生活を振り返って書かれた備忘録を紹介します。長いので何回かに分けて紹介したいと思います。なお、これが書かれたのは3年前のため、現在の状況に合わせて一部改編させていただいております。大変な状況を体験された方だからこその内容で...
いつもブログをごらんいただき、ありがとうございます。
今回は、仙台在住のある方が東日本大震災3.11の数ヶ月前から、何故だか分からないけれども備蓄を始め、そして地震に遭遇、その後の避難生活を振り返って書かれた備忘録を紹介します。長いので何回かに分けて紹介したいと思います。なお、これが書かれたのは3年前のため、現在の状況に合わせて一部改編させていただいております。
大変な状況を体験された方だからこその内容です。ぜひ参考になさって下さい。

1.地震前
2016年は熊本での大地震があり、そして自然災害だけではなく経済の混乱や政治の乱れなど、様々な問題が発生しています。今、備えておかないと、いざという時に慌てても物資はありません。本当に無くなるんです。
変な物の言い方になりますが、自分は身をもって体験しておりますので、本当に備えがその後を大きく左右するのを痛感しています。3.11の時、数ヶ月前からもう気が狂ったようにネットで毎日のように取り寄せをし、車で量販店に行っては生活必需品・消耗品を買いまくり、8畳の和室が備蓄品で埋まる状況で、さすがに子供に呆れられるというか心配された経緯があります。そのおかげで避難所に行かず、自宅避難を続ける事が出来、姉一家も一緒に乗り切る事が出来ました。
今思えば、まさに取り憑かれていたのだと思います。いつもお守り下さっている方々が自分に代ってそうさせて下さったのだと思います。本当にありがたいことです。
それから、現金は手元に無いと立ちいかなくなります。全て止まりましたから。結局は頼れるのは自分です。いかに危機感を持ってあらゆる準備が出来ているか分け目ですね。 助け合いは自然に出てきます。でもまずは備蓄です。
普段から皆さん、備えていらっしゃるとは思います。ただ、目にする情報を見ていると高いばかり、高くてそんなセット何するの?といつも感じています。わざわざ災害に備える特別な物は、使い捨てトイレなどごく限られ物だけです。普段使っているもの、口にしているもの、慣れているものでいいんです。非常時ほど普段のものがホッとするんです。それでなくても精神状態は不安と怖さと諸々で、発狂寸前の紙一重なんですから。
何よりも、ご自分の命を大切に一番に考えて下さい。命があってこそ初めて、次があります。その助かった命を繋ぐ為に出来る事を一生懸命考えて下さい。起きてからでは準備出来ない物・事がたくさんあります。今ならまだ間に合います。
ご自分のお住まい・職場・家族の行動と居場所、それぞれの状況と可能性を考えて、あらゆるシュミレーションをして備えて下さい。ご自宅がある場所はどんな土地だったのかは、役所やネットで調べられます。避難場所はもちろん、収容可能人数や備蓄品の量を調べ、万が一の際の第2・第3候補も調べておくといいかもしれません。避難経路も大切です。ご家族との連絡方法・集合場所や伝言方法、電話やメールは遠くにお住いの方経由ですと比較的繋がりやすいです。自分とは違う地域にお住まいの親戚や友人など、イザという時はそこを連絡先にするなど、事前に家族みんなで決めておきましょう。
3.11の震災後、避難所の対応が変わりました。いわゆるトリアージ(緊急性を判断し優先順位をつける)が確実に行われます。基本的に避難所はご自宅が全壊・半壊・火災被害・津波被害などで使用不可になった方の為の場所になります。一旦避難所に入れても、後日トリアージ判断で退去の可能性もあります。そうなった場合も考えて、備えて下さい。
私は最初から避難所へは行くつもりはありませんでしたが、春休みで自宅に居た娘に、管理人から早く避難所(学校)へ行くように再三言われたそうです。揺れた直後に娘から電話が入りそのまま切れるまで話し続け、あらゆる物が飛んで娘が叫びまくる生中継を身を削られる思いで聞きました。その際に、今のところ自宅が一番安全だから帰宅するまで我慢して待っているように話しました。
後から聞いた話ですが、学校は人が溢れ、入れなかった人がぞろぞろと校庭や道路に溢れ、仕方なく自宅に戻ったそうです。外は真っ暗、自宅は片づけないと入れない、避難所からは断られ、途方に暮れたそういう方々の多くが車で過ごされていました。
私は帰宅してから娘と二人、少しでも明るい内にと家の中の通路を確保し、必要なものをリュックに詰め、ブレーカーを落とし、ガスの元栓を閉め、しっかり施錠をして姉一家の安否確認に行きました。

2.震災時の状況について
私は仙台市内の、海と反対の平野奥地のマンションで生活しています。ここに書くのはあくまで津波被害が無く、マンションも倒壊を免れ、何とか自宅で生活出来るというのが前提条件です。私のマンションは、たまたま前年秋に大規模修繕と耐震強化工事を終えたばかりでした。皆さんそれぞれ条件が違ってくると思いますので、適宜参考にして下さい。
姉一家のマンションが隣にあり、余震も多く、それぞれ子供たちもいるので、安全の為にみんなで一緒にいた方が良いとなり、姉のマンションで過ごしました。姉の部屋が5階、自分は地下1階がエントランスの7階(実質8階)に居住。当初エレベーターが止まっていたので、荷物を取りに行ったり、自分の家に皆でトイレに行ったり、一日にかなりの階段の上り下りがあり、足の筋肉がつきました。
・震災後、一週間を姉のマンションの集会所で過ごす。布団と食事・生活品は各自持ち込みでした
・一週間後、姉のマンションで姉家族と共に自宅避難所生活開始
 大人3人 大学生3人 高校生1人 中学生1人 小学生1人 計8人
・ライフラインは電気が4日目、水道が一週間後に回復。ただし安全点検完了まで使用禁止でした
 ※ブレーカーを落として避難して下さい!通電時火災発生の原因になります!
・姉のマンションは貯水槽が壊れ、仮復旧は40日後。それまでひたすら水汲みを続ける
・自分の自宅マンションの水道は一週間後から使用可。トイレ・洗濯機も同様
・エレベーターは自分のマンションが8日後、姉のマンションは10日後回復(業者点検確認の為)
・ガスは約1ヶ月後の復旧。調理は全てホットプレート使用。電気ポットもかなり重要
・電気が使えない場合は調理にカセットコンロ使用
・暖房器具は、停電時は石油ストーブ。灯油は買置きが無いとアウト
・電気復旧後は電気ストーブ・エアコン等が命綱。当初はひたすら着込み、毛布を被り使い捨てカイロでしのぐ
・ガスが止まっているためお風呂に入れないので、ひたすら電気ポットでお湯を沸かして拭くのみでした

次回は、この方が買い置きしていた物品を紹介します。

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