備蓄品備忘録 その2
- 2016/10/16
- 23:06
いつもブログをごらんいただき、ありがとうございます。
今回は地震前に買い置きしていた物品について紹介したいと思います。
1.トイレ関係
・トイレットペーパー 12個入り×20袋以上
・災害用 使い捨てトイレ 50回分×2セット
・段ボール 出来れば飲み物などが入っていた細長い高さのあるものが良い 他にも数枚
・大きめのビニール袋、小さめのポリ袋、コンビニ等のビニール袋 各セット5~10袋
・新聞紙 1ヶ月分位
・バケツとひしゃく 無ければ取っ手のついたカップやボールなどでもOK
・消毒用スプレー・おしりふきやウエットティッシュ、使い捨てゴム手袋
サトウキビ100%植物由来の100%植物、口に入っても食品についても大丈夫なものです。ふき取りや消毒に掃除と普段から使って重宝してます。
また、排水溝にシュッとしているだけでヌメリも防げて衛生的です。
トイレは水が止まっている状態。もしお風呂の残り湯や余分な水があればだいぶ違います。
トイレ内に、中にビニール袋をセットした段ボール箱を置き、使用後のトイレットペーパーは全てそこに捨てます。水の節約の為、小の場合は何回か分を溜めて、ある程度でバケツの水を便槽の中に1~2杯入れて流したつもりとする。大の場合、水が残り湯など豊富な場合は思い切りいつも通り流しても良い。水が少ない場合はビニール袋と新聞紙を床に置いてそこに出し、拭いた紙も一緒にしっかりと包んで密封し、専用のゴミ袋を用意してベランダなどの室外に保管する。この方法を使ったので、買置きの使い捨てトイレは使いませんでした。
ただしマンションの場合、配管の調査が終わるまで排水禁止などと言われる場合があるので、臨機応変に対応して下さい。また避難所などを使う場合も、このダンボールにペーパーを捨てる方法を使うと、トイレが汚物でてんこ盛りになって使えなくなるのを防げます。実際自分が姉のマンションの集会所に行った時は、既に軽くてんこ盛り状態だったのをゴム手袋をして取り除き、「ペーパーは段ボールへ!」と張り紙をして、その後は無事に使い続けることが出来ました。水は近所で井戸をお持ちの方が解放して下さり、交代で汲みました。川から汲んで来たご家庭もあったとも聞きました。
マンションに限った情報ですが、震災後断水しても、屋上の貯水槽には水があります。停電していても引力で水は落ちてきます。揺れが治まったらお風呂の蛇口をひねってみて下さい。うまくいけば水が確保出来ます。ただし、配管の破損などで水漏れが起きる可能性があるので覚悟の上でやってみて下さい。
*筆者注
中南米などの国々では水の流れが弱いため、日頃からペーパーはトイレには流しません。個室の中にゴミ箱が置いてあり、そこに捨てるようになっています。3.11の際、筆者の家も当日の夜から断水したので、その方式に切り替えました。筆者は何度も中南米ヘ行っていたので、全く抵抗感はありませんでした。
2.食事をするための物
・紙コップ・紙皿・紙ボウル あればあっただけ便利。コップは500個、皿とボウルは大小合わせて300枚
・割りばし これも同上 300本
・ラップ 50Mラップ 20本
・アルミホイル 25M巻き10本
・ビニール袋 大小各5パック
・ゴミ袋 各サイズ5パック
・ウエットティッシュ 200枚入り5パック×2セット
紙コップ類は、毎年キャンプに行くので、常に備蓄していました。他のものも車で買い出しに行った時に安く大量買いしていました。腐るものではないので置き場所さえあれば、いくらあっても多いことは無いです。100円ショップに大量にあります。ラップは紙皿などに敷いて使えば複数回使えます。ホイルも同様ですし、料理の際にも使えます。
とにかく、ゴミ収集の再開までは大量のゴミの保管があり、いかにゴミを出さないか、いかに臭いを出さないか等々気苦労もあります。ゴミ収集再開は半月後位だった気がします。
3.食料品
・米 とても大事です。震災時は手持ち20キロ
・レトルト食品 カレー・シチュー・丼物・他 50個位
・パスタ・各ソース 1キロパスタ×5袋 各ソース20個
・粉もの お好み焼きの素、ホットケーキミックス、チヂミの素、たこ焼きの素、ナンの素、他 各3~5個
・缶詰 各種魚30個、ウィンナー5個、肉系5個、フルーツ系色々20個、スープ類20個、ツナ缶20個、他
・カップラーメン 数個、袋入り麺10食、カップスープ10個
・乾燥海苔、瓶詰つくだ煮 適宜
・冷凍庫に 500g入りウィンナー10袋、ナゲット2袋、レトルトハンバーグ10個、冷凍ピザ・ナン数枚
・プロテイン たまたま子供が飲んでいたので、3キロ袋×3袋
・ソイジョイ(大豆バー) 20本
・カロリーメイト 5箱
・チョコ 個別包装の30枚入り位のもの数種 6箱
・井村屋の保存缶 5年間保存出来るようかん×6箱
・スナック菓子 色々10袋
・クラッカー 数種類×10箱
・各種ジャム・ピーナッツクリーム
・ナッツ ミックス・くるみ・アーモンド・かぼちゃの種・ドライフルーツ等1キロ袋で各2袋程度
・ガム 150gボトル×5個 ←歯磨き代わりになってとても重宝しました
・野菜類 じゃがいも5キロ、・大根3本、・キャベツ3玉、玉ネギ3キロ、他少々
・スープカレーとボイル北海道産野菜
←コレ、ネットでお取り寄せして子供達にもバカうけした絶品です。北海道のボイルした野菜もついているので使えると思い備蓄品に加えました。冷凍便で届くので保存がききます。このセットを3セット買うと5,000円で送料も無料で、普段の食事にも使えて重宝です
食料品は、いわゆる災害用長期保存用品は全く要りませんでした。仕事をしているので普段から買い物はまとめて元々大目に買い込む習慣があり、それでOKでした。普段食べるものなので、先入れ先出しを心掛け、期限の切れる前に回転させているので、比較的食べられる期間も長く問題ありません。災害用品として売っているものは高いし、また食べつけないし、期間が長いからと放置して気付けば期限が切れていたり、意外と無駄になると思います。それとこれはお子さんがいる家庭は特になんですが、お菓子、これ大事です。全く手に入らなくなります。チョコは大人も子供も必須ですね。また、ナッツ類は貴重なビタミン補給になりますし、口寂しい時にもなかなか良かったです。ガムは水が止まっている間の歯磨き代わりにもなりました。缶詰やレトルト類は色んな種類が増えました。こんなのがあるんだ!と驚くばかりです。
ガスが1ヶ月近く止まり、毎日ホットプレートで料理しました。粉モノが大活躍してくれて、それと冷凍庫のウィンナー、これには助けられました。缶詰の魚類も貴重なタンパク源になり、果物の缶詰は本当にとても幸せな気分になれました。子供たちがホットプレートの創作料理に目覚め、毎回様々なチャレンジをしてみんなで写メしまくり、とても楽しい食事時間も過ごせました。ラーメンもホットプレートで作りましたよ。
どうしても不足するのが野菜。特に青物です。これだけは致命的でした。数ヶ月後に店頭に並び始めても放射能汚染が怖くて買えませんでした。手持ちの野菜を大切に少しずつ使いましたが、この点だけは、冷凍の野菜や最近見かけるドライチップの野菜を備蓄リストに加えるべきかもしれません。
次回に続く。